鈴木天智

寸評 ?

鈴木天智選手は、ロードに強く、スタミナに優れる駅伝、ハーフマラソンや長距離種目で高い実績を持つ選手です。2024年の箱根駅伝では、タイム1:03:59で15位に入り、全国レベルで安定した走りを見せました。丸亀国際ハーフマラソンでも1:02:36で66位と良好な成績を残し、兵庫リレーカーニバルの10000mでは10位と3位の成績を獲得しています。全日本駅伝関東地区予選会でも6位に入るなど、重要な大会で結果を出しています。大学卒業後の成績においても、5000mでは13分55秒台、10000mでは29分06秒台と良好な記録を保ち、長距離において持久力と粘り強さを持つ選手であることが窺えます。ロードに強いという特性を生かし、多様な距離での戦いに対応できる選手です。

サマリ

鈴木天智は高校1年生の時に全国高校駅伝2019年に出場し、35位、タイムは9分9秒00だったことから、早くから長距離に取り組み、全国レベルの大会に出場していたことがわかります。同年の都道府県駅伝では49位、24分36秒を記録している。高校2年時の2020年にはいちのせき長距離記録会で5000mを14分8秒51、順位7位で走り、岩手県高校駅伝では1位、8分32秒と好成績を収めている。全国高校駅伝2020では32位、25分6秒と安定した走りを見せている。高校3年の2021年には東海大学長距離競技会で3000mを8分19秒28、16位で走ったほか、岩手県内の様々な陸上競技会に参加し、5000mでは優秀なタイムを記録し複数の大会で3位や2位の順位を獲得、県内や東北の予選でも好走を続けている。2021年の岩手県高校総体でも3位、インターハイ東北予選では7位、岩手県陸上選手権では3位と、地域や全国レベルの大会で着実に実績を積み重ねていることが両立している。

サマリ

鈴木天智は日本体育大学に在籍し、2022年に大学1年生としてさまざまな長距離種目に出場しています。彼は同年の長距離競技会で5000mを14分5秒12のタイムで13位、関東インカレでは18位、10000mでは30分12秒40の7位、長距離競技会では14分18秒48の21位に入るなど、複数の大会で着実に経験を積みながら実績を残しています。また、その年の箱根駅伝予選会では、1時間2分58秒の37位という結果です。2023年に入り、2年生となった鈴木は東海大学の長距離競技会に1500mで3分59秒49の10位、5000mで15分2秒42の1位、さらに日本体育大学の長距離競技会では10000mを28分56秒95の15位と順調にタイムを縮めて競技経験が増えています。全国規模の大会においても一定の成績を収めており、2025年にはハーフマラソンや長距離大会で125位前後の順位となっています。大学4年生となった彼は、5000mや10000mのタイムをさらに向上させ、後期の大会でも安定した結果を残しており、次のステップに向けて経験と実績を積み重ねています。