折口雄紀

寸評 ?

折口雄紀選手は、実業団1年生として活躍する駅伝選手であり、そのパフォーマンスには目を見張るものがあります。2024年の長崎ナイター記録会5000mでは、タイム14分13秒75を記録し、4位という優れた成績を収めました。このタイムは、折口選手が高い競技力を持っていることを示し、全国大会クラスでの実力を証明するものです。また、ホクレン・ディスタンスチャレンジ北見大会でも5000mに出場し、タイム14分31秒28で26位という結果を残しましたが、これも彼の成長の一環として捉えられます。折口選手は、特にロード競技に強みを持ち、スタミナが豊富であることが彼の走りの特徴です。安定感のあるパフォーマンスでレースを重ねることで、さらなる成長が期待される選手です。彼の今後の競技人生から目が離せません。

サマリ

折口雄紀選手は、大学1年生の頃から長距離競技に取り組んでおり、2020年には東海大学長距離競技会5000mに出場し、タイム14分35秒28で16位に入る経験を持っています。同年の他の大会でも成績を残し、日本体育大学長距離競技会5000mでは14分26秒32で6位、平成国際大学長距離競技会10000mでは29分46秒07で9位という記録を残しました。また、関東学生10000m記録挑戦競技会でも30分44秒29のタイムで10位に入ったものの、全体的には安定した結果を残しました。

2年生になった2021年も継続して大会に参加し、日本体育大学長距離競技会5000mでは数度にわたりタイムを上げ、最速の14分10秒99では8位フィニッシュを果たします。加えて、関東学生10000m記録挑戦競技会では30分21秒50のタイムで18位という成績を収め、少しずつではありますが自己ベストを更新し続けました。

2022年に入ると、折口選手は大学3年生となり、特に平成国際大学長距離競技会10000mでは29分43秒79で1位を獲得し、注目を浴びる存在に。5000mでも安定して成績を収め、全体的にパフォーマンスが向上していることが伺えます。

最終学年の2023年も各種大会に出場し続け、東海大学長距離競技会5000mでは14分45秒34で4位、日本体育大学長距離競技会10000mでは29分26秒38で24位、箱根駅伝予選会では全体144位という結果を残しました。全日本大学駅伝では9位に入るなど、長距離ランナーとしての実績を確実に積み上げてきました。