荻久保寛也

寸評 ?

荻久保寛也選手は、駅伝1年生として2024年にさまざまな全国大会に出場し、優れた成績を収めています。特に都道府県駅伝ではタイム37分37秒で3位、ニューイヤー駅伝でも43分18秒で7位という結果を残し、全国レベルでもその実力を示しました。また、九州実業団駅伝では見事に1位を獲得し、36分56秒のタイムを記録。八王子ロングディスタンスでも非常に優れた成績で1位に輝くなど、短期間で多くの成功を収めています。

5000メートルの競技においても、大学の長距離競技会では13分36秒で19位、アスレチックスチャレンジカップでも13分59秒で10位という結果があり、これからの成長が期待されます。荻久保選手は、着実に実力を延ばしている若手選手であり、その今後の活躍が注目されます。

サマリ

荻久保寛也選手は大学2年生の時期から注目される成績を残しました。2017年の日本体育大学長距離競技会では10000mを29分40秒で走り、3位に入賞しました。また、同年の全日本駅伝予選会関東地区予選会では30分29秒で27位、同じく長距離競技会の10000mでは29分48秒で10位という成績を残しました。この時期には自己のベストタイムに向けた積極的な挑戦が見られましたが、箱根駅伝予選会では61分17秒で115位と苦戦もありました。

大学3年生になると、さらなる成長を遂げます。2018年の箱根駅伝では12分50秒で9位、学生ハーフマラソンでは1時間4分44秒で24位に入賞しました。また、5000mでは2回のレースで14分9秒と13分55秒のタイムを記録し、関東インカレの10000mでも30分11秒で23位に位置づけられました。特に出雲駅伝では23分28秒で3位、全日本大学駅伝では32分8秒で1位と、全国大会での活躍が際立ちました。

4年生に進むと、関東インカレで再び力を発揮します。10000mで28分57秒、5000mでは14分6秒を記録し、それぞれ5位と6位に入賞しました。また、箱根駅伝予選会では63分12秒で6位、全日本大学駅伝では27分49秒で1位と、特に全日本大学駅伝での結果は素晴らしいものでした。これらの成績から、荻久保選手の持つ潜在能力と、長距離としての実力が一層強化されたことがうかがえます。