綱島辰弥

寸評 ?

綱島辰弥選手は、駅伝界で注目される1年生の選手です。彼は2024年に行われたニューイヤー駅伝でのタイム48分15秒で11位の成績を収め、全国大会において早くもその実力を示しました。続く都道府県駅伝では24分10秒で16位という結果を残し、安定した走りを見せました。

特に印象的なのは、金栗記念選抜陸上中長距離大会5000mでのタイム13分54秒72。ここで4位に入賞したことにより、彼のスピードと持久力が際立ちました。また、日本体育大学での5000m競技でも4位に入賞し、タイムは13分48秒26と素晴らしい結果を残しています。これらの成績から、彼のパフォーマンスの向上が evident であることは明白です。

さらに、八王子ロングディスタンスでは、タイム28分07秒02で2位に輝くなど、明確な成長が見て取れます。全日本実業団ハーフマラソンなどの長距離イベントでも安定したタイムを記録しており、彼の将来への期待が高まっています。綱島選手はその才能と努力によって、今後の駅伝競技において非常に重要な選手になることが期待されています。

サマリ

綱島辰弥選手は、大学1年時、2019年の国士舘大学競技会10000mで4位、タイム29分49秒59を記録しました。また、同年の箱根駅伝予選会では113位、タイム1時間5分55秒と厳しい結果に終わりました。大学2年生になると、2020年の国士舘大学競技会10000mで再び4位を獲得し、タイムは29分37秒71に向上しました。しかし、箱根駅伝予選会では148位、タイム1時間3分46秒かつ平成国際大学長距離競技会では27位、タイム30分28秒53と厳しい成績が続きました。

大学3年生の2021年には、箱根駅伝に出場し、タイム1時間11分55秒で16位という結果となりました。同年の学生ハーフでは52位、タイム1時間5分37秒を記録し、10000mでのタイムは29分9秒33で18位、関東インカレ5000mでは14分44秒01で28位となるなど、確実に自己ベストを更新していきました。また、全日本駅伝予選会と箱根駅伝予選会でもそれぞれ17位と155位という成績を収めました。

大学4年生の2022年には、箱根駅伝において7位、タイム1時間9分09秒を記録し、全日本駅伝予選でも6位、タイム29分50秒56を達成しました。5000mでもタイム13分55秒76で6位に入るなど、成績は向上していきましたが、箱根駅伝予選会では57位、タイム1時間4分04秒に留まりました。さらに、関東学生10000m記録挑戦競技会では5位、28分45秒21を記録し、この期間の成長が伺えます。全体を通じて、綱島選手は多くの大会で安定した成績を収めつつ、成長を続けた印象があります。