山口智規

寸評 ?

山口智規選手は、駅伝の1年生として非常に優れた成績を残しており、その才能が光る競技者です。2024年の箱根駅伝では、強豪揃いの中でタイム1:06:31.00を記録し、なんと4位に入賞しました。加えて、同年の都道府県駅伝でも、タイム38:01.00で6位に入るなど、全国大会での活躍が目立ちます。10000mの日本陸上競技選手権では21位という結果を残したものの、関東インカレ5000mではタイム13:50.12で4位を記録し、速さを証明しています。また、日本体育大学長距離競技会5000mでも9位に入っており、一定の安定したパフォーマンスを見せています。全日本駅伝の予選会でも4位につけ、その実力は高く評価されています。出雲駅伝では成績が残っていませんが、他の大会における成績からは、今後さらなる成長が期待できる選手です。2024年の全日本大学駅伝では5位という好タイムを記録し、大学4年生となる2025年の箱根駅伝でも12位に入るなど、持続的な実力を発揮しています。山口選手は今後、更なる活躍が楽しみな選手です。

サマリ

山口智規選手は高校1年生から陸上競技において、高い実力を示してきました。2019年には日本体育大学で行われた長距離競技会5000mで8位、全国高校駅伝でも8位に入賞するなど、初期からそのポテンシャルを発揮していました。高校3年生になると、さらなる成長を見せ、2021年の春の高校伊那駅伝ではチームを2位に導く成績を収めました。

また、同年の福島県高校総体陸上（インターハイ福島県予選）では5000mで1位、1500mでは2回にわたって1位を獲得し、特に1500mの記録は00:03:50.87という優れたタイムでした。さらに、2021年のU20日本陸上競技選手権1500mでは6位に入賞し、高校生としての競技力を更に高めていきました。

全国大会でも結果を残しており、2021年の全国高校総体陸上では1500mで8位、同じく5000mでは15位という結果を残しています。また、駅伝競技においても福島県高校駅伝で1位、全国高校駅伝では9位に入賞し、長距離選手としての実績を積み上げています。さらに、日本体育大学長距離競技会10000mでも4位に入賞するなど、幅広い距離で活躍していることが伺えます。これらの実績は、彼の確かな実力を裏付けており、将来的な成長が期待されます。

サマリ

山口智規選手は大学1年生の2022年に、複数の大会で5000mに挑戦しました。関東インカレでは、最初の大会でタイムが14分13秒06となり、20位という結果でしたが、同大会の次の試合ではタイムを縮め、14分11秒66で4位に入賞しました。また、日本陸上競技選手権大会でも14分05秒47で25位に入り、ホクレン・ディスタンスチャレンジ士別大会では、自己ベストを更新する14分46秒70で14位の成績を収めました。

さらに、全日本インカレでは19位に留まりつつもタイムは14分30秒32でした。箱根駅伝予選会へも参加し、1時間07分23秒00で289位となりましたが、その後の全日本大学駅伝ではタイムを大きく詰め、34分01秒00で3位に入賞し、存在感を示しました。一貫して5000mに出場し、結果を残した選手としての姿が見えるこの年は、彼にとって重要な成長の時期であったと考えられます。