市川繁貴

寸評 ?

市川繁貴選手は、実業団2年生から3年生にかけて長距離種目で安定した成績を残しています。特に2024年の日本体育大学長距離競技会では、10000mで00:29:47.33のタイムを記録し、16位に入るなど全国大会レベルの実力を示しています。ほかにもホクレン・ディスタンスチャレンジの5000mでは、それぞれ14:19.50、14:25.83の好タイムを出し、競技の高いレベルで戦っています。彼の戦いぶりは、速さだけでなく競争力も兼ね備えており、今後のプレイに期待が寄せられる選手です。

サマリ

市川繁貴は、大学在学中に陸上長距離種目で多方面に渡って活躍してきた選手です。2018年の箱根駅伝予選会に出場し、タイムは1時間5分45秒で187位に終わったことから、大学1年生の時点では予選突破には届かなかったものの、長距離への取り組みを続けていました。翌2019年には予選会のタイムが1時間8分25秒にやや遅くなり、順位も264位と苦戦しています。その年には、屋外の10000mレースにも出場し、大学2年生の時には30分41秒41の成績で31位、同年の他の大会でも19位や38位など安定した結果を残しています。

さらに、2020年に入り、日本体育大学や平成国際大学の長距離大会に出場し、タイムも徐々に向上していきました。特に2020年の日本体育大学の10000mでは、29分40秒01と自己最速に近いタイムを記録し、順位も22位と好成績を収めています。この頃には、総合的に競技力を高め、大学4年生まで様々な長距離大会に出場し続けていました。2021年には関東インカレのハーフマラソンで14位、5000mでは14分24秒82と結果を残し、予選会では116位と苦戦しつつも、着実に実力を積み重ねてきたことがわかります。