小嶋聖來

寸評 ?

小嶋聖來選手は、日本体育大学の大学女子1年生で、長距離のプレイにおいて着実な成長を見せている選手です。2024年の長距離競技会の女子3000mでは、最初のレースでタイム10分13秒77の4位に入り、トップ選手の中でしっかりと攻める姿勢を示しました。その後のレースではタイム11分1秒49で30位と順位を落としましたが、全国大会に向けて更なる調整を進めていることがうかがえます。これらの成績からは、スタミナとレース展開の適応力を備え、将来的な活躍が期待される選手です。

サマリ

小嶋聖來は高校女子1年生の頃から陸上競技に取り組み、特に長距離種目での活躍が目立ちます。2021年の愛知県高校総体（インターハイ予選）女子1500mでは、タイム4分57秒64で12位に入り、同年の別大会でも4位と成績を伸ばしています。さらに、東海大学長距離競技会や日本体育大学長距離競技会などの遠征大会では、3000mで10分41秒58から10分25秒77の間を記録し、次第にタイムを縮めていることがわかります。愛知県高校女子駅伝では7位、全国大会の伊那駅伝や東海地区駅伝にも参加し、その順位はそれぞれ7位と11位、25位といった成績を残しています。2年生になると2022年の大会では3000mを10分34秒16で15位、駅伝も11位と好成績を収め、競技経験を重ねてきました。3年次には、全国大会の伊那駅伝で9分17秒台をマークし、より短距離では800mで4位に入るなど、多方面で実力を示しています。こうした経歴から、長距離を中心に着実に力をつけながら、年代を重ねるごとに記録と順位を伸ばしていることが伺えます。