井手健慎

寸評 ?

井手健慎選手は高校3年生の時に、全国高校総体陸上大会や南九州高校陸上競技会などの全国大会に出場し、800mや1500mで好成績を収めてきました。特に2024年の全国高校総体陸上では800mでタイム1分55秒52の4位入賞を果たしています。宮崎県のインターハイ予選では、800mと1500mで複数回1位を獲得し、全国大会に向けて確かな実力を証明しています。また、金栗記念選抜陸上では男子高校5000mに出場し、15分04秒34の3位に入り、長距離にも適性を発揮しています。これらの成績から、短・中距離での実績とともに、長距離種目にも対応できる多彩なプレイを見せる選手だと考えられます。

サマリ

井手健慎選手は高校1年生時から陸上競技の長距離において着実な成績を収めており、2022年には熊本県長距離記録会の1500mで11位となり、タイムは4分09秒13を記録しました。また、宮崎県高校総体陸上（インターハイ予選）では800mで5位、さらに別の800mでは2位に入賞するなど、早くからその実力を示しました。2年生になると、引き続き活躍の幅を広げ、金栗記念選抜陸上中長距離大会では5000mのレースに出場し24位となったものの、その後の宮崎県高校ジュニア陸上競技選手権の1500mで9位の成績を残しました。

3年生になると、特にその成績において好調を維持し、2024年の金栗記念選抜陸上中長距離大会では5000mで3位という結果を得ました。同年の宮崎県高校総体陸上では、800mと1500mでそれぞれ1位に輝くなど、優れたパフォーマンスを見せました。特に1500mでは複数回1位に入賞し、全国高校総体においても800mで4位に入賞するなど、その成長ぶりが際立っています。また、奥球磨駅伝では全国大会で16位という結果も残し、安定した実力を証明しました。これにより、井手選手は将来的な活躍が期待される選手として注目されています。