藤元あみ

寸評 ?

藤元あみ選手は、実業団女子の中での成績が注目される選手です。特に2024年に出場したホクレン・ディスタンスチャレンジ士別大会では、女子3000mで素晴らしいタイム00:09:18.89を記録し、3位という優れた成績を収めました。この成績は彼女の実力を証明するものであり、今後の成長が期待されます。さらに同年の深川大会でも、女子3000mで5位に入賞しており、安定したパフォーマンスを見せています。

また、藤元選手は駅伝競技でも存在感を発揮しており、2024年のクイーンズ駅伝では18位の成績を残しました。この大会でもタイムは00:22:50.00という良好な結果であり、非常に競争の激しい場面で戦っていることがうかがえます。彼女の努力と結果が、今後さらなる成長へとつながることが期待されています。

初年度のホクレン・ディスタンスチャレンジ千歳大会では19位の成績を収めましたが、2年生になってからの成績が向上していることが、真摯なトレーニングの成果として示されています。今後の大会での活躍に目を離せない選手です。

サマリ

藤元あみ選手は、高校時代に陸上競技において顕著な成績を残しました。1年生のとき、2020年の長崎陸協ナイター記録会女子3000mに出場し、タイム10分1秒17で順位4位を記録しました。同年の鹿児島県高校女子駅伝では2位に入賞し、タイムは9分47秒でした。このように早期より高い競技力を発揮していました。

2年生になると、特に鹿児島県高校総体陸上の800mと1500mでの成績が目立ちます。2021年の800mにおいては2位と1位を取得し、その後も1500mでは一つのレースで3位、もう一つでは1位という成績を収めています。また、南九州高校陸上競技大会にも出場し、800mと1500mで多様なタイムを記録し、全国的な舞台への足がかりを築いていきました。

3年生となった2022年も、依然として素晴らしい成績を残します。金栗記念選抜陸上中長距離大会女子高校3000mで1位に輝くなど、3000mでの競技力をさらに向上させ、インターハイ予選でも連続して優秀なタイムを記録しました。特に、鹿児島県高校総体陸上では1500mで1位、3000mで2位など、様々な種目で安定したパフォーマンスを見せており、駅伝競技でも実力を発揮しています。こうした成果は、彼女の今後の成長と活躍に大いに期待される要素となっています。