倉本玄太

寸評 ?

倉本玄太は、駅伝1年生ながら全国大会で着実な実績を残している選手です。2024年の箱根駅伝ではタイム1時間8分51秒で、順位は1位に入り、その走りの安定感と実力を示しました。都道府県駅伝でも38分24秒で18位に入り、全国大会での経験を積んでいます。また、5000mのタイムも14分11秒を記録し、国内の長距離レースにおいても高い競争力を持っています。特に、ホクレン・ディスタンスチャレンジや各種大会での好成績は、彼の継続的な成長と実力の証と言えるでしょう。これらの結果から、彼は走りの展開に柔軟に対応できる選手であり、駅伝や長距離のレースにおいて高い能力を持つと評価できます。

サマリ

倉本玄太選手は、大学1年生の時に国士舘大学長距離競技会5000mに出場し、14分44秒03で27位の成績を収めました。その後、関東学生10000m記録挑戦競技会では30分47秒77で21位でした。大学2年生に進むと、東海大学長距離競技会10000mでは31分18秒06で21位という結果となり、さらに日本体育大学長距離競技会1500mと5000mにも参加し、それぞれ2位（3分48秒78）と2位（13分52秒47）の好成績を挙げました。また、関東インカレ1500mでも3位（3分52秒53）入賞を果たしました。

その後も様々な大会に参加し続け、特に大学2年生の時には日本学生陸上競技個人選手権5000mで11位（14分04秒08）に入るなど、成果を上げていきました。大学3年生では、1500mで6位（3分49秒31）や5000mで15位（13分51秒25）という結果を残し、世田谷246ハーフやMARCH対抗戦などにも挑戦しました。

大学4年生になると、絆記録挑戦会5000mで11位（14分07秒74）、ホクレン・ディスタンスチャレンジ網走大会5000mでは17位（14分10秒16）としながら、千歳大会では2位（13分52秒73）の成績を収めるなど、最終年に向けてペースを上げていきました。また、世田谷ハーフでは6位（1時間03分01秒）、MARCH対抗戦、10000mでは4位（28分19秒31）に入るなど、層の厚い中で存在感を示しました。彼の成績は、大学生活を通じての着実な成長を証明しています。