渋谷菜絵

寸評 ?

渋谷菜絵さんは大学女子3年で、全日本インカレ女子1500mで4分36秒07の9位を記録しました。平成国際大学長距離競技会女子3000mは10分03秒24の14位、日本体育大学長距離競技会女子3000mは9分50秒35の1位と、距離を問わず実力を示しています。富士山女子駅伝（全日本大学女子選抜駅伝競走）では13分24秒00・17位、全日本大学女子駅伝関東予選では14分30秒00・13位と、全国大会経験を積んでいます。長距離適性と持続力が武器です。

サマリ

渋谷菜絵は高校女子2年生時の2020年、東京都高校女子駅伝4位（00:14:07.00）と関東地区高校女子駅伝8位（00:09:55.63）を記録。3年生の2021年には、東京都高校総体陸上のインターハイ東京都予選で3000m9位（00:09:58.89）、1500m10位（00:04:44.99）、同予選の3000m4位（00:10:10.74）・1500m2位（00:04:40.74）を獲得。平成国際大学長距離競技会の3000mは8位（00:10:13.01）。さらに2021年の東京都高校女子駅伝で3位（00:20:09.00）、日本体育大学長距離競技会の3000mで9位（00:09:37.50）と15位（00:09:51.37）、関東地区高校女子駅伝で6位（00:20:04.46）を記録した。

サマリ

渋谷菜絵は、日本体育大学の女子長距離選手として、2022年に大学1年で頭角を現した。1500mを4分33秒41で1位に入り、5000mを17分18秒65で5位、駅伝関連では関東予選3位、全日本大学女子駅伝対抗戦は24位と全国大会出場の経験を積んだ。2023年は1500mを中心に4分台前半〜4分37秒台で安定、関東インカレでは1500mを5位・12位と上位に食い込んだ。日本体育大学長距離競技会の1500mでは4分34秒20、4分28秒40を記録し、関東インカレの1500mは4分28秒40で5位を含む成績を残した。3000mは9分38秒81が12位、5000mは16分24秒78が11位、富士山駅伝は12位・17位と全国大会へ継続して出場。2024年は全日本インカレの1500mで9位（4分36秒07）、3000mは10分03秒24で14位と安定した成績を残し、同大会の3000mで9分50秒35を1位とするなど持久力とスピードの両面を示した。富士山駅伝は17位と振るわなかったが、四年間を通じ全国大会出場を継続している。