守屋和希

寸評 ?

守屋和希選手は、実業団1年生として九州実業団陸上選手権の10000mでは13位、タイム29分26秒86を記録し、全国大会レベルでの粘り強さを示しています。また、ホクレン・ディスタンスチャレンジの5000mでは7位、14分02秒50と高速走を披露し、長距離種目において安定した走りを見せています。深川大会の10000mでも16位、29分13秒81という好タイムを記録し、多彩な大会で着実に成績を残しています。九州実業団駅伝では12位とチームへの貢献も果たしています。さらに、2年生となった全日本実業団ハーフマラソンでは1時間0分59秒の好記録で14位の戦績を残し、長距離種目において持久力と実力の片鱗を示しています。持ち前のプレイを生かし、今後の活躍が期待される選手です。

サマリ

守屋和希選手は、大学1年時から数々の大会に出場し、素晴らしい成績を収めました。2020年には全日本大学駅伝で16位、関西学生駅伝で2位、そして平成国際大学長距離競技会の10000mでは4位という結果を残しています。この時期の活躍から、確かな基礎力と持久力がうかがえます。

大学2年生の2021年には、学生ハーフマラソンで63位という成績がある一方で、全日本駅伝予選会の関西地区予選で2位を獲得するなど安定したパフォーマンスを見せました。出雲駅伝では8位、全日本大学駅伝では11位と、全国規模の大会でも存在感を示しています。また、関西学生駅伝では再び2位に入り、チームや自身の成長が感じられます。

大学3年生の2022年にはさらにステップアップを果たし、関西学生ハーフで2位、関西インカレの5000mと10000mでもそれぞれ2位に入るなど、特に短距離での強さを発揮しました。この年の全日本駅伝予選会では1位を記録し、出雲駅伝では4位、全日本大学駅伝では14位という結果を残しました。また、10000mでのタイムも向上しており、自己ベストを更新するなど、着実に実力を伸ばしています。

大学4年生の2023年には、関西インカレ5000mで3位、全日本駅伝予選会で2位と、さらなる向上を見せました。ホクレン・ディスタンスチャレンジでも好成績を収め、特に北見大会の5000mでは11位ながらも自己記録を更新しています。全日本大学駅伝では8位に入り、大学生活を通じての積み重ねが実を結んでいることを示しています。このように守屋選手は、年々成績を向上させ、大学での競技生活を充実させていったことがうかがえます。