守屋和希

寸評 ?

守屋和希選手は、実業団1年生ながら多彩な距離で実績を積んでいます。2024年の九州実業団陸上選手権の10000mでは、タイム29分26秒86で13位に入り、まず長距離において安定した走りを見せています。また、ホクレン・ディスタンスチャレンジでは、5000mを14分2秒50で7位、深川大会の10000mでは29分13秒81にまとめ、距離適性とスピードの両面を持ち合わせていることが伺えます。さらに、九州実業団駅伝で12位の好成績を収めており、チームの一翼を担っています。2年生になってからは、全日本実業団ハーフマラソンで1時間0分59秒の14位を記録し、長距離走のポテンシャルを証明しています。これらの成績から、守屋選手はバランスの取れた走りと、全国大会や実業団レースで成果を出す実力を備えた選手であるといえます。

サマリ

守屋和希選手は大学1年生の時点で、全日本大学駅伝2020に出場し、タイム35分41秒を記録し、16位に入りました。また、関西学生駅伝2020では2位、平成国際大学長距離競技会の10000mでは4位（29分50秒83）と好成績を収めており、長距離種目で実力を発揮していました。2年生となった2021年には、出雲駅伝において8位（25分11秒）と全国大会で順位を上げ、関西学生駅伝2021でも2位となるなど、継続的に駅伝や長距離レースで活躍し、2021年の学生ハーフでも63位でした。3年生の2022年には、関西インカレの5000mと10000mでともに2位（それぞれ29分41秒台）を獲得し、全国大会では出雲駅伝で4位（22分50秒）に入り、全国レースでも安定した成績を残しました。4年生の2023年には、関西インカレ5000mで3位、全日本大学駅伝で8位、各大会で自己記録を更新し、5000mでは14分07秒台を記録しています。長距離種目で顕著な活躍を見せ、全国のレースでも順位やタイムを着実に伸ばしていることから、彼の経験と実績は長距離界で高く評価される内容となっています。