田村亘之介

寸評 ?

田村亘之介選手は、高校3年生として新潟県を代表する実力派の駅伝選手です。2024年の新潟県高校総体陸上（インターハイ新潟県予選）で1500mを記録したタイムは、2レース連続して04:02.99および04:04.17でいずれも1位を獲得しています。また、日本体育大学長距離競技会では、1500mを03:54.24で優勝を果たし、北信越高校陸上競技会でも03:55.59で3位と素晴らしい成績を残しました。このように、田村選手は1500mにおいて特に強い競技力を発揮しており、高いスパート力や向かい風に対する強さが特徴です。

さらに、彼は5000mでもその実力を示しており、アスレチックスチャレンジカップにおいて14:36.45で5位、日本体育大学長距離競技会では14:32.89で29位という成績を収めました。特に7500mのタイムは長距離においても安定感を示しており、単独走の能力も高いため、今後の成長が期待されます。田村選手は、確かな成績を持つ選手であり、今後の大会でも目が離せない存在です。

サマリ

田村亘之介選手は、高校1年生の時に新潟県の高校総体陸上に出場し、800mで7位を記録しましたが、その後の同大会の予選ではタイムを改善し2位に入りました。新潟県陸上選手権では7位となり、また高校新人陸上競技大会では3位に入賞しました。この時期、5000mのレースにも挑戦し、5位に入る好成績を収めました。さらに、高校駅伝では4位を記録しました。

高校2年生に進むと、春の伊那駅伝では95位にとどまりましたが、秋には新潟県高校総体陸上の1500mで2位と素晴らしい成績を残し、その後、北信越高校陸上競技会では同種目で2位および3位と連続して上位入賞を果たしました。5000mでも良好なタイムを記録しており、特に平成国際大学長距離競技会では2位入賞を果たしました。また、新潟県高校新人陸上競技大会では1500mで1位を獲得するなど、目覚ましい成果を上げています。

高校3年生になると、新潟県高校総体陸上で1500mを連続して1位で通過し、さらに日本体育大学長距離競技会の1500mでも1位を獲得しました。北信越高校陸上競技会でも3位入賞を果たし、全国大会を見据えた活躍が続いています。また、5000mでも好タイムを記録し、今後の成長が期待される選手です。