木田美緒莉

寸評 ?

木田美緒莉選手は、高校女子2年生の段階で全国大会や北海道大会を中心に活躍している長距離選手です。北海道高校総体やインターハイ予選では、女子1500mで2位と1位を獲得し、3000mでも3位と1位を記録しています。特に1500mでは、北海道大会と全国大会でともに好成績を収めており、タイムも優秀です。全国高校総体では3000mで15位、1500mは6位に入り、全国レベルでも高いパフォーマンスを見せています。駅伝では、北海道高校女子駅伝で2位、全国女子高校駅伝で28位と、チームのために献身的に走っており、好タイムを記録しています。さらに、高校3年生に進級すると、さらにタイムを縮めており、日本体育大学長距離競技会の記録では3,000mで4位、1500mでは2位に入り、全国レベルでの実績も向上しています。大阪の全国大会や春の高校伊那駅伝でも走りを披露し、多彩な舞台でのプレイを積み重ねていることから、将来の活躍が期待される選手です。

サマリ

木田美緒莉は高校1年生の時期に全国・北海道の大会で羽ばたきを見せ、女子1500mと800mの種目で高い成果を上げてきました。2023年の北海道高校総体では、800mと1500mでともに1位に入り、特に800mでは02:16.56と優れたタイムを記録しています。一方、全国大会では1500mで15位、3000mでは15位の結果を残し、彼女の競技の幅を示しました。また、同年の日本体育大学長距離競技会では女子3000mで28位に終わっていますが、2024年には成績が向上し、北海道高校総体の1500mで2位、3000mで3位に入賞、多くの種目で自己ベストを更新しています。特に3000mでは09:39.12と高タイムを記録し、全国大会でも6位に入り、総じて着実な成長を遂げていることが伺えます。さらに、駅伝や長距離種目でも安定したパフォーマンスを見せ、北海道高校女子駅伝で2位、全国女子高校駅伝では28位に入るなど、チームの戦力としても活躍してきました。これらの成績を通じて、木田選手は高校時代を通じて中長距離での実力を伸ばし続けていることが明らかです。