吉田莉帆

寸評 ?

吉田莉帆選手は、実業団女子2年生として活動しており、中長距離競技を専門としています。彼女は2024年の金栗記念選抜陸上中長距離大会女子1500mにおいて、タイム4分30秒21で9位に入賞しました。また、中部実業団陸上競技選手権女子1500mでは、優れたタイム4分25秒68を記録し、見事2位を獲得しています。この成績は特筆すべきものであり、彼女の実力を証明するものです。

さらに、U20日本陸上競技選手権女子1500mでは、2回のレースで6位と4位の成績を残し、自己ベストに近いタイムを出しています。3000mでは、日本体育大学女子長距離競技会で9分31秒02を記録し、再び2位になるなど、安定感が伺えます。

吉田選手は、5000mやプリンセス駅伝でも挑戦を続けており、今後の成長が期待される選手です。彼女のタイムと順位は、彼女の努力と実力を物語っており、今後の活躍に目が離せません。

サマリ

吉田莉帆選手は、高校女子駅伝や陸上競技での数々の成績を残してきました。彼女の高校1年生時には、2020年の愛知県高校女子駅伝でタイム10分04秒、順位2位という結果を収め、注目を浴びました。同年の日本体育大学女子長距離競技会では、3000mで9分41秒62を記録し、5位に入賞しています。

進学した2年生の2021年には再び日本体育大学女子長距離競技会で3000mに挑戦しましたが、残念ながら順位は17位だったことから、さらなる成長が求められる時期だったと考えられます。3年生の2022年には、特に目覚ましい活躍を見せました。春の高校伊那駅伝では、5位という優れた成績を収め、その後の愛知県高校総体陸上では3000mで優勝を果たしました。この大会ではタイム9分35秒84を記録し、地元の強者としての地位を確立しました。

また、同年のU20日本陸上競技選手権では、1500mで2位と1位を獲得するなど多様な距離での力を示しました。特に、東海高校陸上競技会の3000mでは2位に入り、全国高校総体陸上でも2度のレースでそれぞれ4位と10位に入賞する成果を残し、持ち前の持久力を証明しました。加えて、静岡県長距離記録会では1位に輝くなど、様々な大会での実績が彼女の実力を裏付けています。全体を通して、吉田選手は着実に成績を向上させており、今後の活躍が非常に期待される選手です。