小田凌三

寸評 ?

小田凌三選手は高校2年生の時点で、長崎陸協ナイター記録会の5000mにて16分04秒99のタイムで優勝し、トップの成績をおさめています。また、全国大会の奥球磨駅伝では38位に入り、長崎県高校駅伝でも11位と堅実な走りを見せています。高校3年生になると、春の伊那駅伝では72位と苦戦したものの、金栗記念の陸上中長距離大会の5000mでは15位と全国的な競走でも一定の結果を残しています。さらに、5000mでは15分15秒92の好タイムを記録し、15位に入るなど、長距離走者として高い能力を持っています。1500mでは3分56秒34を出し、7位や6位に入り、インターハイ長崎県予選では1位の成績を収めるなど、短距離から長距離まで幅広い距離に対応できる器用さも見せています。総じて、小田凌三選手は長距離だけでなく、短距離もこなすオールラウンダーとして高い実績を持ち、全国大会や県大会での結果から多くの潜在能力を有すると考えられます。

サマリ

小田凌三は、高校2年生の時点で陸上競技において優れた実績を残しており、長崎陸協ナイター記録会5000mの戦では16分0秒4台の記録で1位に輝き、全国大会での成績もトップクラスでした。また、奥球磨駅伝（高校の部）では27分26秒の好タイムで38位に入り、長崎県高校駅伝では11位と着実に順位を上げています。高校3年生になると、全国の舞台である高校伊那駅伝では30分44秒で72位に終わるも、自己ベストに近いタイムを記録。同年の金栗記念選抜陸上中長距離大会の5000mでは15分15秒92の15位と良い成績を残し、長崎県の陸上選手権では1500mで6位、県総体の1500mでは7位と入賞を果たしています。さらに、5000mでは県総体で1位に立ちながらもインターハイ県予選では21位にとどまりつつ、同予選の5000mでは53秒近い差で1位を獲得したことから、全国レベルの舞台で安定した走りを見せてきたことがうかがえます。