前坂啓翔

寸評 ?

前坂啓翔は徳島県の高校生長距離選手で、主に800m–1500mを中心に全国大会にも挑む。2年時には徳島県総体陸上800mで5位と1位、四国陸上800mで1:58.88の5位を記録。また新人戦1500mで4:21.91、10位。全国大会の日本海駅伝では44位、徳島県駅伝2位、四国地区駅伝5位を獲得。3年時は1500mで4:09.93（5位）・4:14.42（3位）、5000mで15:54.44（10位）と成績を残し、四国予選の1500mで4:05.00（8位）・4:04.95（5位）という結果を残している。

サマリ

前坂啓翔は広陵高校1年の秋に明治神宮野球大会へ出場し、チームは初戦で奥川恭伸に抑え込まれコールド負けとなったが、本人は2安打を放つ活躍を見せた。高校を経て明治大学へ進学し、1年春から遊撃手のレギュラーとして定着。2年春には首位打者を獲得し、2年秋には全試合で3番打者として活躍した。2024年8月18日の読売ジャイアンツ3軍との交流戦では3番・遊撃手として先発し、2打席連続の二塁打を放って3打席で出塁する活躍を見せた。8月31日から9月1日にかけて行われた北海道ベースボールウィーク2024では東京六大学野球の選抜チームに選出・出場。8月31日には日本ハムの2軍相手に途中出場で2安打を放ち、9月1日の東京六大学オールスター戦では3番・遊撃手としてフル出場を果たし、先制の適時打を含む2安打で復調ぶりを示した。