武田実久

寸評 ?

武田実久選手は長野県の高校女子。全国大会での実績が光り、2025年春の伊那駅伝（全国大会）で21分16.00秒、29位と健闘した。800mを軸に安定した成績を重ね、2024年には県予選で2分16.26秒・1位、2分24.78秒・1位、2分27.95秒・1位を記録。2025年県総体800mは2分17.36秒・1位、2分23.77秒・1位、1500mは4分44.21秒・4位、4分52.19秒・2位、3000mは10分15.17秒・4位。北信越地区駅伝で2位の経験もあり、長距離の総合力が持ち味です。

サマリ

武田実久は高校女子として長野県を拠点に陸上競技に取り組み、2023年1年生の時から800mを軸に複数大会で上位を獲得した。インターハイ長野県予選の800mでは2:28.22が8位、2:26.85が4位、2:27.99が3位と安定した成績を残し、東海大学長距離競技会では2:25.75で2位、長野県新人陸上競技大会の800mでは2:24.41で3位を記録。秋には長野県駅伝で2位と好走した。2024年には2年生となり800mで2:16.26を含む複数の1位を獲得、2:24.78でも1位を記録するなど着実に記録を伸ばす。1500mは4:51.65（7位）と4:56.73（3位）を挙げ、北信越地区・北信越予選の800mでは2:18.05（8位）と2:18.42（2位）、800mの全国的な競技会で2:25.75（2位）も確認できる。ほかにも1500m4:52.39（2位）、新人戦で4:47.01（2位）、3000mで9:56.62（11位）、駅伝で14分12秒の2位など、多様な種目で安定した成績を残す。2025年3年生になると春の伊那駅伝で29位とやや苦戦する一方、800mは2:17.36で1位、2:23.77で1位と急速に成績を伸ばし、1500mは4:44.21（4位）、4:52.19（2位）、3000mは10:15.17（4位）と種目を広げて活躍している。このように、800mを軸に着実に成績を伸ばしつつ、3年時には他種目にも挑戦して上位を確保している。