山口陽士

寸評 ?

山口陽士選手は、2024年に大学1年生として活躍した長距離選手です。全国大会系の成績として、順天堂大学特別長距離競技会の5000mで00:15:30.15を記録し、2位に入りました。一方、日本体育大学長距離競技会の5000mでは00:15:44.24で28位でした。これらの結果から、5000mを中心に安定感とスピードを併せ持つ選手と読み取れ、今後の活躍が注目されます。

サマリ

山口陽士は広陵高校1年の秋の明治神宮大会に出場し、チームは初戦で奥川恭伸に抑えられてコールド負けとなったものの、自身は2安打を放った。その後、明治大学へ進学して1年春から遊撃手のレギュラーに定着し、2年春には首位打者を獲得、2年秋には全試合3番打者として活躍した。2024年には読売ジャイアンツ3軍との交流戦で3番・遊撃手として先発出場し、2打席連続の二塁打を放って3打席で出塁する活躍を見せた。同年8月31日から9月1日に行われた北海道ベースボールウィーク2024では東京六大学野球の選抜チームに選出・出場し、8月31日には日本ハム2軍相手に途中出場で2安打、9月1日の東京六大学オールスター戦では3番・遊撃手としてフル出場で先制の適時打を含む2安打を挙げて復調ぶりを示した。

サマリ

山口陽士選手は、高校1年生の時に参加した三重県高校総体陸上（インターハイ三重県予選）の1500mでタイム4分28.47秒を記録し、順位は9位でした。また、同じ年の三重県高校新人陸上競技大会では5000mで2位に入賞し、タイムは16分51.36秒でした。1500mでは5位に入るなど、複数の競技会に出場し、1500mと5000mの両方で一定の成績を残しています。高校1年生の三重県高校駅伝でも出場し、タイム27分55秒で15位という結果を記録しました。

高校2年生になると、再び三重県高校総体陸上に出場し、5000mで20位（タイム16分57.67秒）、1500mで5位（タイム4分19.81秒）という成績を収めました。特に5000mにおいては、順位は下がったものの、競技を重ねる中での経験を積んでいる様子が伺えます。高校3年生の時には三重県高校駅伝に出場し、タイム33分55秒で11位でしたが、駅伝という新しい競技でのチャレンジも続けています。全体として、山口選手はトラック種目と駅伝を併せて経験し、成長していく過程にあることがわかります。

サマリ

山口陽士選手は大学1年生の際、特に5000m走において注目される成績を残しました。2024年に行われた順天堂大学特別長距離競技会では、タイム15分30秒15で2位に入賞し、実力の高さを証明しました。この大会でのパフォーマンスは、彼の競技者としての議論の余地のない能力を示すものでした。また、同じ年に開催された日本体育大学長距離競技会では、15分44秒24のタイムで28位という結果に終わりました。この試合では順位が低かったものの、選手としての経験を積む重要な一戦であったと考えられます。山口選手のこれらの成績は、彼が追求している競技における成長や、今後のさらなる飛躍の礎になることでしょう。