室田安寿

寸評 ?

室田安寿選手は、現在大学3年生であり、駅伝や長距離競技において確かな実力を持つ選手です。2024年の関東インカレ5000mでは、タイム14分25秒13で35位に入賞しましたが、その一方で全日本駅伝予選会関東地区予選では、タイム30分04秒23で7位という好成績を収め、この大会での能力の高さを示しました。また、同年の日本体育大学長距離競技会5000mでは、2回の出場があり、5位（タイム13分57秒74）と3位（タイム14分04秒01）の好成績を残しています。

特筆すべきは、日本体育大学長距離競技会でのパフォーマンスで、特に13分57秒74のタイムは彼女の自己ベストに近い優秀な記録であり、今後の成長が期待されます。室田選手は、持ち味として安定したスピードと持久力を兼ね備えており、今後の大会でもさらなる飛躍が望まれます。

サマリ

室田安寿選手は高校2年生の時、宮崎県高校駅伝2020年大会に出場し、タイム18分14秒で2位の成績を残しました。また、同年の宮崎県強化記録会長距離の部5000mでは、タイム15分7秒69で4位に入賞しています。高校3年生になると、2021年に行われた宮崎県高校総体陸上の1500mで、4分7秒60のタイムで3位、そして同じイベントの1500mでは4分17秒46でトップの成績を収めました。さらに5000mでもタイム15分39秒47で5位に入賞するなど、陸上競技において着実に成績を向上させました。

同じ年の南九州高校陸上競技会では5000mに出場し、タイム15分39秒93で21位という結果でしたが、宮崎県高校駅伝では再び1位となり、タイム24分26秒を記録しました。また、全九州地区高校駅伝では5位（24分2秒）、そして全国高校駅伝では20位（24分4秒）という成績を残しています。室田選手はこの一連の大会を通じて、高校生活の中で自己の記録を向上させ、特に駅伝でのリーダーシップを発揮したことが際立っています。彼の成績からは、俊敏なランナーとしての成長が伺えます。

サマリ

室田安寿選手は、大学1年生の時に複数の長距離競技会で活躍し、特に日本体育大学長距離競技会5000mでは2回の大会で1位と3位を記録しました。2022年の日本体育大学長距離競技会では、タイム14分17秒92で1位に輝き、さらに14分20秒47で3位を獲得するなど、その実力を示しました。一方、東海大学長距離競技会では12位という結果でしたが、箱根駅伝予選会ではタイム1時間4分29秒で82位となり、今後への課題が残る結果もありました。

大学2年生に進むと、東京六大学対校陸上競技大会5000mで7位、世田谷記録会10000mで3位など、安定した成績を残し続けました。特に世田谷記録会では10000mで29分47秒15のタイムを記録し、自己ベストに近づく走りを見せました。関東インカレハーフでは23位、世田谷246ハーフでは60位だったものの、MARCH対抗戦10000mでは17位という結果を収めています。

そして、大学3年生となった室田選手は、さらに成績を向上させ、日本体育大学長距離競技会での5000mで13分57秒74という好タイムをマークし、5位に入るなど確かな成長を遂げています。また、全日本駅伝予選会では7位の成績を収め、関東インカレ5000mでは35位と位置づけています。これらの成績は、彼の今後の競技人生において重要な要素となるでしょう。